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国際赤十字・赤新月運動とは

国際赤十字・赤新月運動とは

1862年に創始者アンリー・デュナンが唱えた赤十字思想。傷ついた人々を敵味方の区別なく救うことは、赤十字国際委員会（ICRC）、各国の赤十字社、赤新月社、そしてその連合体である国際赤十字・赤新月社連盟（IFRC）の3つの機関によって受け継がれています。この3つの機関が、国際赤十字・赤新月運動を構成しています。

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  赤十字国際委員会（ICRC）

  紛争地域での災害・医療支援の主導機関となり、赤十字運動の他のパートナー機関と連携しながら任務にあたります。避難民への緊急物資の配付や、離散家族の追跡調査、医療サービスの提供などに加えて、国際人道法の普及などにも共に取り組んでいます。

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  各国赤十字社、赤新月社

  世界191の国と地域に、赤十字社もしくは赤新月社が存在します（2024年8月現在）。各社は、主に国内で医療や福祉、教育、自然災害など、人間の尊厳を保つための活動を展開しています。日本赤十字社もその一つです。

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  国際赤十字・赤新月社連盟（IFRC）

  各国の赤十字社、赤新月社の連合体がIFRCです。自然災害や移民問題、保健・福祉分野などの諸問題に、各社の支援や人材育成を通じて世界規模で取り組みます。世界最大の人道支援ネットワークを有し、約1600万人のボランティアが常時さまざまな活動に携わっています。

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