国内

自然災害からいのちを救うために

7. 医療救護を行う

能登半島地震で活動する赤十字救護班(日赤大阪府支部)

この活動は災厄から被災者のいのちと健康、尊厳を守るために医療を提供することです。

日本赤十字社では災害発生直後から被災地に医療救護班を派遣します。日赤の救護班は、医師、看護師、管理要員等で構成され、日本全国で約500班が編成されており、被災地の避難所や救護所で被災者の診療にあたります。応急手当てや病気の診断はもちろん、昨今では、被災者の心理的ストレスを軽減するために、こころのケア活動も実施し、被災者に寄り添った活動を行っています。

また、この活動においてボランティアの存在も欠かせません。被災地のニーズは多岐に渡るため、現地事情に詳しいボランティアの役割も重要です。救護班に同行し車両の運転や救護資機材の搬送、被災地での炊き出しや被災者の見守り支援など、多くのボランティアが被災者を支援するため活動を行っています。災害時に備え、平時には防災訓練や啓発活動に従事することで、地域の災害対応力の向上に貢献しています。

避難所の巡回診療に向かう赤十字救護班(日赤福岡県支部)
救護班に帯同し被災者支援活動を行う群馬県接骨師赤十字奉仕団

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