国内

災害に備えるために

13. 災害時の炊き出しレシピを考える

赤十字奉仕団による炊き出し

これは災害時に被災者に対して提供する食事のレシピを考える活動です。災害時には限られた食材や条件の下で栄養バランスのとれた食事の提供が求められます。この活動も広い意味での災害への「備え」と言えます。

災害のレシピで使用するツールとして最も普及しているものに「非常用炊飯袋」があります。ご飯を簡便に大量に調理することができ、具だくさんの汁物やカレーを添えれば、栄養価があるメニューを提供できます。

また、赤十字ボランティアや赤十字病院の管理栄養士等が中心となって様々なレシピを考案しています。『災害時の炊き出しレシピ』には、子どもが喜びそうな一品からご高齢の方などが好む柔らかいもの、塩分控え目のものまで、料理経験を問わず簡単に調理できるものが豊富に掲載されています。
(レシピ集はこちらからご覧いただけます:https://www.jrc.or.jp/volunteer-and-youth/volunteer/news/2023/0119_030367.html )

炊き出しは被災者同士や支援者とのコミュニケーション促進にも効果的です。温かい食事を囲むことは、心身の回復を促します。

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