国内

次世代につなぐために

27. 人道支援の輪を広げる

これは赤十字活動への参加を拡大する活動のことで、主には青少年を対象に「青少年赤十字」という学校教育プログラムを通じて推進しています。

青少年赤十字(Junior Red Cross, JRC)は児童・生徒の「気づき、考え、実行する」という態度目標のもと、幼稚園や保育所、小中高校、特別支援学校などで組織され、指導者や児童・生徒がメンバーとなって活動しています。

「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」という3つの実践目標のもと、学校ごとの裁量で自由に実施できるため、地域や状況に応じて様々な活動があります。例えば、赤十字病院や献血ルームでのボランティア活動、環境美化活動、防災訓練、募金活動、国際交流、福祉体験活動、植樹活動などがあります。活動にあたっては、100年以上の歴史を持つ青少年赤十字活動の中で蓄積されてきたノウハウや教材の使用、赤十字職員やボランティアの派遣、赤十字のグローバルネットワークを通じた交流など、様々なリソースが活用されています。児童・生徒たち自らがこうした活動を率先することで、さらなる人道支援の輪が広がっていきます。

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